人の体の中に入る物を扱っているプライドと覚悟『明礬うどん』

 “製麺からすべて一人で”というこだわりが、ズバリ、味に表れている店。材料となる小麦粉や蕎麦粉は、独自のブレンドにこだわり、明礬うどんらしい麺作りに苦心したといいます。店主自ら麺を打ち、その麺を一晩寝かせた後は、その日の温度や湿度など自然条件を見ながら生麺から茹で上げるというこだわりよう。麺の太さ、程よいコシ、出汁に良く絡むうどんや蕎麦の一体感を楽しんでほしかったというのがその理由。生から茹でた麺は、茹で上がるとうっすら透明にさえ見え、そののど越しもさることながら、手打ち麺ならではの麺の旨味や甘みが出汁と良く馴染む。この絶妙なバランスこそが明礬うどんの命。麺にこだわりがあるなら、当然出汁にも明礬うどんらしいこだわりがあって、北海道産の昆布から採った出汁に加え、本節、めじか節、サバ節を合わせて使用。その旨味とコクは、すすってみて、麺と絡めてみて、すっきりとした違いがあらわれます。看板の明礬うどんやごぼう天うどんなど具を乗せたうどんも人気ですが、シンプルに麺や出汁を味わいたいというかけうどん、かけそば派も多いのも明礬うどんならでは。

0977-66-6040  明礬うどんHP

右)毎日の天候に左右されるので、気に入った麺が打ち上がらない時はお客に出さない 下左)1986年創業。根強いファンが遠方から駆けつける 下中)生麺から、それも注文を受けて茹でるので15分は待つことに 下右)山菜と海苔の名物・明礬うどん

てんぷら類も注文を受けてから
揚げるのでサクッとした優しい
歯ごたえが楽しめる

目印はこの大きな茹で釜。蕎麦アレルギーの人のために、うどんと蕎麦の茹で汁は別々に