疲れたカラダは、じつに正直です

 少しずつ秋の気配を感じるようでホッとする今。でもそれは、フルマラソンに例えるとちょうど35キロ地点過ぎ。あと少しでゴール、夏も終わりだと思う一方で、一番きつく苦しい地点です。思えばこの夏、身体はずいぶん過酷な思いをさせられました。それにも増して、残暑という追い打ちも待っています。よく頑張っているなぁと、そろそろご褒美の与え時でもあります。そんな疲れた身体が求めてやまない、それが明礬温泉です。まだまだ知られていない未知なる温泉の成分が、なぜか身体の見えない部分まで沁み癒してくれます。

明礬温泉に浸かった身体は、かなり喜んでいると思います。ならばもっとと、貪欲に喜ばせる術もあります。湯屋えびすで受けられるメディディアン・ピーエ。手ではなく、足の裏やふくらはぎを使う施術方法です。

癒されるままに明礬温泉

足で身体のいたるところ、顔や頭までほぐすのですから最初はギョッとしてしまいますが、わざわざ足を使うのには意味があります。
認定講師の堀田里香さんと柴田真由美さんによると、足の裏は、手の1000倍もの“気”を発しているとか。手や指を使うマッサージとは違って、点ではなく面で刺激を受ける感覚でありながら、身体の奥深いツボに直接届き、血液や気の流れをスムーズにするのだそうです。足は第二の心臓といわれるように、足から身体を通る主要な経路にじわじわと働きかけます。さらに、足の筋肉が滞りなく動き、血液を運ぶことでずいぶんと心臓の働きを助けるのだそうです。興味深いのは、トリートメントを施す本人が有酸素運動をしながら、足やふくらはぎを使うことで自分自身の身体も元気にしていくということ。
癒しながら、癒される。明礬温泉が向かおうとしている姿となんだかよく似ています。


A: セルフトリートメントの一例。頭、背中、足へと向かう経路を刺激。全身の血行が良くなり、引き締まる B:ただ踏んづけているのではない。足の重さで自然にトリートメントしている片足立ちによってバランス感覚が養われるので、脳細胞の活性化に繋がる C:足のむくみなどには、くるぶしから指4本分のこの辺りを刺激して D+E:セラピストの方が1.5倍元気になるともいわれるピーエ。家族、友人はもちろん、自分自身の健康のために習得する人も多い。短期間で習得できるのも、ピーエの魅力のひとつ F:果実のフレーバーを使ったラムネなど、湯屋えびすの売店にも心癒すものが